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子供の咳が止まらない時はどうしてあげるのが正解?

 2016/02/17 子育て   96 Views
子供の咳が止まらない時はどうしてあげるのが正解?

子供が咳をしていると、最初は「風邪かな…」と軽く心配するのが普通です。しかし、咳が止まらないとなれば、これはただ事ではありません。

もしも、たかが咳と思っていたら、重篤な病気だったという可能性もあるからです。

そのため、咳が止まらないと苦しそうになっている子供をどうすればよいのか、新米ママだったら頭を抱えてしまいます。

そんな時に、親としてちゃんとした対応ができるように、日頃からしっかりと知識を蓄えておくことが重要なんです。

「咳」の基礎知識について理解しよう

咳

まず、基礎的なことですが、「咳というものが何か?」を理解しておくことです。

咳が発生する気道は、外から取り入れた空気が通る道です。その気道に異物が入ったり冷やされたりすると、抵抗力が低い気道がすぐ炎症を起こしてして咳が出てしまうのです。それから、異物を外にだすための痰も気道で詰まりやすく、それにより気道が刺激されて咳が出てしまいます。

そうやって炎症が起きてしまうと、およそ1ヶ月程度は、咳が止まらないことは珍しくないのです。

夜中になると、咳が止まらないという時には、気管だけでなく自律神経も作用していることが大きな要因です。日中は、何かをしようときと交感神経を働かせて、体が動かしやすくなっていますから、軌道に詰まった痰も排出しやすくなっています。

ところが、寝ていると副交感神経が働き、リラックスしてしまうので、余計に痰がつまり咳が止まらないのです。

それに、寝ている体勢も重要です。体が横になる体勢は、喉に鼻水が溜まってしまうために、夜中や朝方になると咳が止まらないのです。

子供の咳が止まらない原因

困った

咳が止まらない原因を詳しく見ていくと、2つのタイプに分類することができます。

咳のタイプ

まずは痰(たん)が絡んだ咳かどうかということです。

ただ「コホン、コホン」と息だけが出るようであれば乾性咳嗽(かんせいがいそう)と呼びます。逆にたんが絡んだ場合には湿性咳嗽(しっせいがいそう)です。

湿性咳嗽の場合には、重篤な病気の症状ということもありますから、特に注意しておかなければいけません。

咳が止まらない期間でも分類ができ、風邪や急性肺炎などの病気が原因となる咳の場合には急性咳嗽(がいそう)と呼ばれます。このタイプの咳は長く咳が止まらないとはいえ、およそ3週間程度で自然に治っていきます。

3週間から8週間程度続くようであれば遷延性咳嗽、さらに長期になれば慢性咳嗽という風になります。

このような咳の仕方を知ることで、適切な対処がしやすくなるのです。

疑うべき病気は?

次に咳が止まらない場合に疑うべき病気は何かを見ていきましょう。

もっとも思い浮かべやすいのは風邪です。ウイルスや細菌が体内に入ることで、鼻や喉に炎症ができて咳も生じます。

風邪に似た症状ではインフルエンザです。ただし、こちらはより症状が重くなり、抵抗力の弱い子供の場合、肺炎などの合併症を引き起こしてしまいます。

肺炎はというと、ウイルスあるいは細菌に感染したことにより発生する病気です。咳だけでなく高熱が出て苦しみます。特に肺炎で気をつけるべきは、マイコプラズマ肺炎で熱が下がりにくく、気管支炎などの合併症を引き起こします。抵抗力の弱い子供だと完治までに1ヶ月以上かかることもあります。

子供がかかりやすく死亡率も高い病気を上げれば百日咳があります。その名のとおり、100日以上咳き込むことから名付けられた病気ですが、三種混合ワクチンで対策がおこなわれてから、患者は減っています。

ただし、ワクチンの効果は永久的ではないので、効果が切れるタイミングで百日咳菌に感染してしまう可能性は否定できません。

慢性的な咳の場合には、副鼻腔炎が疑われます。鼻の奥にある副鼻腔というところに膿が溜まってしまうことで、常に鼻水が出て詰まってしまうのです。鼻水は喉に落ちて痰となるので、副鼻腔炎を抑えるか、根本から治療しないと、咳からは開放されません。

病気の子供の咳を止めるには

子供の病気

さて、長引く咳が病気の可能性があったとして、どうすればよいのかというと、治療をするためにはそれぞれの病気に合わせた治療薬を飲んでいくことになります。

病気の治療をしていくなかで、咳が止まらない状態を改善するために用いられるのは鎮咳薬(ちんがいやく)という薬です。これは街のドラッグストアなどでも市販されています。

すでに触れたとおり、咳が出るのは気道の異物などを排出するためや、気管に炎症が起きていることなど原因は様々です。鎮咳薬は、その原因に合わせて、咳が出ないようにしてくれます。

ただし、子供の場合には鎮咳薬を飲んだことにより風邪などが悪化してしまうこともあり、海外ではある程度の年齢でなければ市販されている鎮咳薬を飲ませないということになっています。

日本では規制されていませんが、万が一のことを考えて、親の判断ではなく医師の診察を受けた上で飲ませて上げると、安心できます。

他にも咳を止める薬として、痰を出しやすくする去痰薬や、気道を大きくして息をしやすくする気管支拡張薬、肺に入りこんだ細菌を退治する抗菌薬等があります。

これらの薬を飲むことで、一時的でも咳が止まることは良いことですが、やはり最優先するべきは病気の治療です。市販されている薬を飲んで、咳が止まったとしても問題は何も解決していません。

子供のことを思うならば、親の判断ではなく医師の判断を尊重することです。

止まらない子供の咳で親ができること

熱を計る

病気による咳について書いてきましたが、咳が止まらないときに親にできることはただ心配して医師に見せることだけかというと、そうではなく、出来ることはたくさんあります。ここからは、そのことについてまとめていきましょう。

部屋の乾燥を防ぐ

痰が詰まりやすくなるのは、部屋が乾燥しているため、ということもあります。夏場や冬場に使うエアコンは、部屋を乾燥させやすいので、特に注意が必要です。

乾燥した状態を、良くするためには、加湿器を動かしておくことが効果的です。痰が出やすい湿度としては、温度が20〜25度程度の時におよそ60%を目安としておいてください。温度が下がり過ぎると、加湿器で60%にしても足りないので、温度は適温を維持することです。

加湿器だけでは水分が足りないのであれば、直接飲み物を飲ませてあげると、楽になります。水ではなく白湯やお茶のように温かい飲み物のほうがよいです。ある程度の年齢ならば、はちみつも溶かして、荒れている喉を鎮めることも試してみましょう。

鼻水対策をする

寝ている時に咳が止まらないと苦しんでいるようであれば、鼻水が喉に落ちているの可能性があります。その時は、眠りを覚ましてしまいますが体勢を変えるべく、上半身を起こしてやると咳は和らぎます

まだ小さい子供の場合には、溜まった鼻水を取り除くために、吸引器も用意しておくと便利です。

清潔な環境を作る

それから、咳が止まらない原因としては、アレルギーも排除できません。アレルギーの原因となるのは、食べ物だけでなく部屋の中にいるダニやホコリです。静かに眠らせようと布団で眠らせてあげたら、余計に咳が酷くなることもあるかもしれません。

子供がいる部屋は、掃除機をかけたりこまめに布団を干したりして、ダニやホコリが出来るだけないような環境を作ってあげましょう。空気中を漂うダニやホコリに対しては、空気清浄機を置いておけば安心です。

咳止めのツボを押す

科学的な根拠があるものではありませんが、咳を止めるツボというのもあります。鎖骨のくぼんだところは「天突(てんとつ)」と呼ばれるツボで、あまり強くしないようにここを押してやれば、咳が止まるといわれています。

まとめ

咳が出始めた時に、これらの方法を試して、咳が止まるようであれば、それほど心配はいりません。

でも、咳が止まらないからと夜も眠れない時には、病院に行くことを恐れてはいけません。子供が健康でいることこそが、一番大事なことです。

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