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前兆を早期発見!糖尿病の初期症状のセルフチェック

 2016/08/10 健康   1,399 Views
糖尿病の初期症状のセルフチェック

糖尿病は初期症状が出にくい病気と言われていますが、今までと比べて違うという小さな異変に気付くことはあります。

前兆を早期発見するには、「初期症状にはどんなものがあるのか」「なぜそれが起こるのか」ということを理解しておくことが大切です。

小さな異変でも、「今までと比べて体がおかしい」「しばらくその状態が続く」という場合には見過ごさないようにしましょう。

ここではセルフチェックできる項目とその理由を確認していきます。

チェック①:のどが渇いて尿量が増えた

水を飲む

糖尿病の初期症状のひとつに、のどの渇きが挙げられます。

糖尿病とのどの渇きの関係

夏場で大量に汗をかいているわけでもないのに、やたらとのどが渇いて水をガブガブ飲む人は要注意です。

血糖値が高くなるのが糖尿病で、これはブドウ糖をうまく取り込めなくなることが原因です。

本来であれば膵臓からインシュリンが放出されると、最初に筋肉のグリコーゲン、そこが満杯になると脂肪細胞にブドウ糖を貯蔵するようになります。

しかし糖尿病になると、インシュリンがうまく効かなくなり、ブドウ糖が回収されずに血液中に溢れ出してしまうようになります。

血液の中が砂糖でいっぱいになっている状態を想像してみてください。このブドウ糖を排出するために、尿の量が増えます。

すると体から水分がたくさん失われてしまって、のどが渇くようになります。急にのどが渇くようになったという人は、初期症状の危険性があるので注意しましょう。

尿の量と回数にも注意しよう

注意これと関連して、尿の量と回数が増えるというのも初期症状として挙げられます。

先ほど説明したように、血液内の血糖値を下げようとしてのどが渇き、飲み物を飲む量が増えるのが、尿量が増える1つ目の原因です。

もう1つは、脳の排尿機能が糖尿病によって障害が出ることです。

糖尿病というのは、たんに血液中にブドウ糖が増えるだけの病気ではありません。血液の中にあふれたブドウ糖は好き放題に暴れて、血管や神経を傷つけてボロボロにしてしまいます。

そのせいで脳の排尿機能がおかしくなっている可能性もあります。

頻尿の症状の違いはあるの?

頻尿の症状と何が違うのかというと、頻尿にプラスして「のどが渇く」「水分をたくさんとる」「多尿」という症状が出るところです。

普通の頻尿の場合は、年齢によって膀胱の筋力が衰えて尿を止めておく機能が落ちてしまうことで起こります。

また、締め付けのきつい服装をしていることで、腹部が圧迫されて尿が出てしまうこともあります。

男性の場合はそれにプラスして、前立腺がんや前立腺肥大症などが原因になる場合もあります。

頻尿は回数は多いですが、尿量が少ないので何度トイレに行ってもすっきりしないというケースが多いです

チェック②:体重が急に減ってきた

体重

特別ダイエットをしたわけでもないのに、体重が減ってきたら糖尿病の初期症状の疑いがあります。

原因はインシュリン

この場合は、ちゃんと食べているのにもかかわらず体重が減っていきます。その原因は、先ほども出てきたインシュリンです。

最近流行っている糖質制限は、まさにこのインシュリンの放出を抑えて太らないようにさせるというもの。

インシュリンは膵臓から分泌されるホルモンで、体の中で唯一血糖値を下げる働きがあります。

糖質を摂ると食後には血糖値が上がりますが、小腸からブドウ糖が吸収されると、膵臓からインシュリンが放出されて、血糖値が上がらないように調整してくれます。

血糖値が上がらないといっても、ブドウ糖がなくなるわけではありません。インシュリンは筋肉のグリコーゲンにブドウ糖を貯蔵して、そこでエネルギーとして使わせるようにします。

これがブドウ糖はエネルギーの源と言われる理由です。

インシュリンは脂肪をためる

ただし、グリコーゲンで使いきれないブドウ糖は脂肪細胞に運ばれて貯蔵されます。これが太る原因といわれ、インシュリンは肥満ホルモンとも言われています

最近はやりの糖質制限は、糖質(体内でブドウ糖になる)をとることを控えることでインシュリンを放出させないようにしてダイエットする方法です。

これを考えると、インシュリンが効かなければ痩せていくことがわかります。

インシュリンが不足すると体重が減る

NG糖尿病になると、インシュリンが不足したりうまく効かなくなってしまい、ブドウ糖が脂肪細胞に貯蔵されなくなります。

つまり、糖質を食べても何を食べても太らなく(太れなく)なってしまうことになります

食事制限をしているわけでも、運動をしているわけでもないのに体重が減る。そんな時は喜んでいないで、病気の前兆だと疑ってチェックしておいたほうが良いでしょう。

体重が減っても、これは全く健康的な痩せ方ではありません。食べても痩せる病気には、バセドー病など甲状腺機能の異常が原因のこともあります。

また、他にのどの渇きや尿量が増えていないかどうかも合わせてチェックしてみましょう。ちなみに、バセドー病では食欲が増えることが多いです。

チェック③:手足がしびれる回数が増えた

困った

糖尿病は、血管だけではなく神経も侵されていく病気です。そのため、前兆として神経障害による手足のしびれが起こることがあります。

なぜ手足がしびれるのか?

神経障害が起こる詳しい仕組みははっきりしていませんが、ひとつの原因として高血糖が続くと「ソルビトール」という障害を起こす物質が神経細胞に溜まることが原因と考えられています。

これによって神経線維に異常が出て「感覚が鈍くなる」「しびれる」といった症状が起こります。

他には、血管がダメージを受けて毛細血管の血流が悪くなること、神経細胞に必要な栄養や酸素が不足することも原因の1つという仮説もあります。

しびれの初期症状は

初期症状としては「ぴりぴり」「じんじん」といった感じのしびれが起こります。しびれだけではなく痛みも伴うことがあり、左右対称にあらわれるのが特徴です。

なぜ左右対称かというと、糖尿病によるしびれは代謝異常が原因だからです。なので部分的に起こるのではなく、広範囲に末梢神経障害があらわれるため左右対称に症状が出ます。

自覚症状としては、比較的早めに出る症状と言われています。

放置すると細菌感染する恐れも

最初は足の指や足の裏に、先ほどの「ぴりぴり」「じんじん」といったしびれや痛みが表れます。

そして症状が進行すると、手の指にもしびれや痛みが表れるようになります。

そのまま放置してしまうと、痛みもしびれも感じなくなってしまいます。

さらには感覚が鈍くなって切り傷や火傷を負っても気づかず、そこから細菌感染して切断を余儀なくされることもあります

しびれをチェックする方法

糖尿病によるしびれのチェック方法としては

  • 足先や足底に最初に症状があらわれた
  • 夜になると特にしびれがひどくなる
  • 片側だけではなく左右対称に症状が出る

といった状態がないかチェックしてみると良いです。

また、こむら返りが多くなったり、足がつりやすくなることもあります。足の異常が増えたと感じたら、要注意だと思っておきましょう。

まとめ

どんな病気にも言えることですが、早期発見早期治療が何よりも大切です。

「のどが渇いて水分摂取が増えて尿量が増えた」「急に体重が減った」「手足がしびれる」などといった症状は、糖尿病の初期症状に当てはまります。

もし、このような症状が長く続くようであれば、前兆かもしれないと重く受け止めておきましょう。

そしてそのまま放置せずに、できるだけ早く病院を受診することが大切です。まずは内科に行って広範囲に調べてもらうと良いでしょう。

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