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感染防止!家庭でできるノロウイルスを消毒する5つの方法

健康   25 Views
ノロウイルスを消毒する方法

冷え込みが厳しくなり、冬が近づいてくるこの季節は、様々な病気が流行する時期でもあります。

風邪やインフルエンザと並んで、この時期最も注意が必要なのが「ノロウイルス」です。

とくに人が集まりやすい場所で集団感染することが多く、抵抗力が余り強くない子供やお年寄りは容易に感染してしまうため、保育所や小学校、老人ホームでは毎年注意が呼びかけられています。

さらに近年はより強力な新型ノロウイルスも発見され、猛威を振るってきました。

冬はとくに注意が必要なので、ノロウイルスを消毒する方法についてご紹介しましょう。

ノロウイルスとは?

菌

ノロウイルスは毎年冬季(11~1月)に流行するウイルスで、胃腸炎の原因となるウイルスです。

ノロウイルスの特徴

空気から伝染するリスクは低めですが、手や食品等を介して体内に進入し、激しいおう吐や下痢、腹痛といった胃腸炎特有の症状を引き起こします。

予防ワクチンや特効薬が無いので、体の抵抗力が弱い子供、お年寄りは吐いた物を喉に詰まらせ、気道から肺に入って肺炎を起こし、最終的に死亡するケースもあり注意が必要です。

ノロウイルスはとても強力なウイルスで、ウイルスキャリアの吐しゃ物、糞便中に含まれる無数のウィルスのうち、わずか数十個で感染すると言われています。

強力な新型のウイルスも発生している

元々非常に強力なウイルスとして知られているノロウィルスですが、昨今、新型のノロウイルスが発見されて大流行しました。

新型は、過去に従来型のウイルスに感染していても、関係なくまた発症する恐れがあります。

大きさがとても小さく、従来型を上回る感染力があり、たった1個体内に進入したも、24時間後には100万個に増えるという爆発的な増殖力をもちます。

潜伏期間がとても短く、通常のノロウィルスは潜伏期間24~48時間で発症しますが、新型は潜伏期間10時間ほどで発症に至ります。

猛威を振るう新型ウイルス

また、新型は従来のノロウイルスの遺伝子型のどれとも一致しないため、市販の簡易検査キットでは検出され無いケースが多数あります。

石鹸やアルコール消毒がほとんどど効かず、免疫を持っている人もほとんどいないことから、大人でも容易に感染するリスクがあって猛威を振るって来ました。

今シーズンも流行の兆しをみせており、とくに保育所や老人ホームでは注意が呼びかけられています。

ノロウイルスに感染したときの症状

食中毒の種類と発症までの時間

ノロウイルスに感染すると24~48時間で発症し、吐き気や急な嘔吐、下痢、針で刺すような腹痛といった症状が出てきます。

お腹に関する症状

最初はお腹が少しずつ痛み出し、こみ上げる様な吐き気、何度も続く水様便といった症状が相次いで起こります。

これらの症状は急激に重症化し、我慢できなくて床を汚してしまうなどといったことも多々あります。

通常は2日ほど症状が続いた後自然に回復しますが、抵抗力の弱い子供や高齢者の場合、重症化して長引くケースもあります。

なかには1日に10回以上の下痢を引き起こし、脱水症状で入院が必要な場合もあり、体が弱い人にはとくに注意が必要です。

熱に関する症状

なお、微熱が最初の症状として現れることもあり、高くても38度以下とインフルエンザのように高熱になるケースはあまりないです。

最初は風邪と混同してしまい周囲の罹患状況と併せて初めてノロウイルスである事が発覚するというケースも見られます。

症状が落ち着いても油断できない!

症状自体は2日程で落ち着くことがほとんどですが、落ち着いた後も体はウイルスを排出し続けるので、糞便中には大量のウイルスが含まれています。この状態は1週間から1ヶ月ほど続きます。

回復したと思って予防をおざなりにすると、ウイルスが拡散するリスクが増大するので、周囲の人は特に気をつけなければなりません。

なお、感染しても発症しないケースや、軽い風邪のような症状で済む場合もありますが、そのような人の糞便にも発症した人とほぼ同量のウイルスが潜んでいます。

発症していない分、対応が遅れることがありますので普段から予防に意識を向けることが重要です。

ノロウイルスを消毒する5つの方法

消毒液

消毒方法ですが、ノロウイルスはエタノールのような消毒液で死滅しないため「次亜塩素酸ナトリウム溶液」を用いて消毒します。

次亜塩素酸ナトリウム(以下溶液)は塩素系漂白剤に含まれている成分で、現在は薬局などでスプレーも販売されています。

それでは実際のケースにあわせて、5つ方法をご紹介しましょう。

1.トイレ

まずトイレの消毒ですが、水1リットルに対して塩素系漂白剤およそ20ml(塩素濃度300ppm以上)を溶かしたもの溶液として準備します。

流水レバーや便座、ふたは先ほどの溶液に雑巾を浸し硬くしぼって2度拭きします。

便器の内側は先ほどの溶液を新たに作り、トイレ清掃用のブラシで飛散に注意しながら丁寧にこすります。

こすり終わったら蓋をし、30分以上経過したら水を流して終了です。

2.おう吐物やふん便

おう吐物やふん便による汚染場所の消毒は、汚物が飛び散らないようにペーパータオル等で静かに拭き取り、ビニール袋に密閉して廃棄します。

ビニール袋の中に汚物が浸る程度の溶液(塩素濃度1000ppm)を入れるとより効果的です。

汚物をふき取った後の床は溶液(塩素濃度は200ppm)で浸すようにペーパータオルなどで覆います。

3.カーテンや衣類

カーテンや衣類も溶液(塩素濃度200〜500ppm)で浸すように拭き取ります。布類にはまんべんなく溶液をスプレーすると効率的に消毒できます。

4.調理器具や食器

調理器具や食器などの消毒は、洗剤等で十分に洗浄した後、溶液(塩素濃度200ppm)で浸すようにペーパータオルで拭き取ります。

加熱できるものは加熱するとより確実です。

5.ドアノブや日用品

ドアノブや日用品は溶液(塩素濃度200〜500ppm)で浸すように拭き取ります。届き難い場所はスプレーと併用するのも有効です。

予防にはコレをしよう!

手洗い

ノロウイルスが流行する時期はすでに感染している人も多く、接触による二次感染のリスクが増大します。そのため、感染しないためには予防が欠かせません。

手洗いは基本中の基本!

風邪やインフルエンザと同じく、手洗いがノロウイルスの最も基本的な予防方法です。外から帰宅した後やトイレから出た後は、丁寧な手洗いが予防には有効です。

また、ノロウイルスの細菌は非常に小さく、手のシワや爪の間などに簡単に入り込みます。そのため、洗い方が不十分になりがちな場所はとくに入念に洗うと効果的です。

目安として手洗いは30秒以上かけて丁寧に行います。

可能であれば、次亜塩素酸水(食品添加物として利用されるほど安全が高い)のジェルやスプレーで、手洗い後に手をもむと良いでしょう。

加熱調理したものを食べる

他に食品の調理方法が挙げられます。

カキやホタテ、アサリ、アカガイなどの二枚貝は、内臓にノロウイルスが蓄積されており、この時期の貝の生食は罹患リスクが高まります。

ノロウイルスは熱に弱く、十分に火を通したものであればリスクは少ないと考えられるので、この時期はなるべく加熱調理したものを食べると良いでしょう。

貝類は85~90℃、90秒以上の加熱で中心部まで十分に火が通り、ウイルスがほぼ完全に不活性化します。

また、貝類以外でも生食は避けたほうが無難です。

マスクを着用する

ノロウイルスの予防には、マスクの着用するのも良いでしょう。

ノロウイルスが空気から伝染することはほとんどありませんが、近くの方がウイルスに感染している場合、せきやくしゃみによって伝染する可能性が高まります。

とくにオフィスや学校、駅など多くの人が集まる場所では、無視できないリスクになります。

可能な限り着用するのがオススメです。

まとめ

ノロウイルスは、発症すると激しい症状に見舞われます。

そして症状が落ち着いた後もウイルスを放出し続ける性質と強い感染力を持っているため、対処法を誤ると簡単に被害が拡大してしまいます。

しかし、消毒をはじめとする正しい対処をすることで、被害を最小限に抑えることができます。また、手洗いや生食の防止は、簡単にできる予防法の一つです。

感染の拡大防止のために、一人ひとりがきちんとした対応を心がけることが大切です。

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