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仏壇の処分の方法5選・引っ越しや買い替え時のご参考に

 2017/02/13 マナー   129 Views
仏壇の処分の方法

毎朝、仏壇に線香をあげ、お供えをして手を合わせる方も多いでしょう。仏壇はご先祖様のお位牌を納めて、お祀りする大事なものです。

お墓参りには毎日行くことは難しいですが、仏壇は日常的にご先祖様と心を通わせることのできる大切な場所なのです。

しかし、昨今の住宅事情や家族関係等の事情により、処分をしなくてはならない場合もあります。あるいは経年劣化による買い替えが必要な場合もあります。

そんな時に役立つ仏壇の処分方法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしていただけらと思います。

仏壇の意味

合掌

仏壇とはどのような位置づけで、どのような役割を持っているのでしょうか?

仏様やご先祖様と心を通わす場

まずは、日常的な祈りの場です。仏教に基づく宗教的な儀礼の場なのです。

仏壇にはご先祖様のご位牌や、仏様のお姿を納めておく場所です。これに手を合わせることにより、日常的にご先祖様や仏様と心を通わすことができます。

これは亡くなった人への供養でもあり、目には見えなくともどこかで故人とつながっているという安心感をもたらすことにもなります。

家族をひとつにする場

それと同時に、家族皆で仏壇に手を合わせることにより、家族と価値観を共有したり、団結の力を強めていくことにもつながります。

家族をひとつにまとめる、求心的な意味も仏壇は持っています。

心の教育や自分を向き合う場

さらには、子供たちへの心の教育にも役に立ちます。

即物的な考え方でなく、目に見えないものの尊さや先祖に対する尊敬の念、家族に対する愛情をはぐくむことにもつながります。

もう1つは仏壇の前で祈り、故人と心を通わすことで、自分自身と向き合い高めていくための場でもあります。

以上のように、仏様やご先祖様のご位牌をお納めしておくだけではなく、個人の人格の向上にも寄与する機会を提供するのが、仏壇の役割なのです。

仏壇を処分する前に法要を

法要

仏壇を処理するには、それ相応のきちんとした手続きを踏まなくてはなりません。

ことに仏壇はその家族の歴史と、故人の思い出の詰まった大切なもの。とりわけ、先祖代々長く伝えてきた仏壇を処分するにあたっては、慎重に処分の手順を踏んでいくことが大切です。

閉眼供養

さて、仏壇を処分する際にまず確認しておかなくてはならないのは、その仏壇の開眼法要が行われているかどうかです。

ご位牌を納めれば自然に魂が宿るのですが、祀られた霊を呼び覚ますという意味で「開眼法要」という儀式を行います。

開眼をしたからには、ご位牌を納める役目を終了させるための「閉眼供養」という法要をしなくてはなりません。つまり、一度宿った魂を抜くというわけです。

これが済めば、仏壇はただの木の入れ物となるわけで、処分ができるようになります。

家族や親族の同意をお忘れなく

こうした行事を執り行う時には、まず家族や親族の同意を得ることが必要です。

大変仏壇に愛着を持っておられる方もいますので、個人の勝手な判断ではなく、家族や親族と協議して、同意を得ることが後のトラブルを防ぐためにも有効です。

同意を得られた後は、閉眼供養の儀式をお坊さんにしていただくことになります。基本的には菩提寺のお坊さんにお願いするのが一般的です。

もし菩提寺がない、あるいはわからないという場合には、葬儀業者等に相談して同じ宗派のお坊さんに法要をお願いすればよいでしょう。

仏壇の処分の方法

お寺

閉眼供養が終われば、仏壇はただの木の入れ物ですから、いよいよ処分に取り掛かることになります。

処分の方法には大きく分けて5つの方法があります。ご自身の家庭の事情や、親族の意向等を考慮しつつ処分の方法を選択してください。

1.菩提寺に引き取っていただく

1つ目の方法として、菩提寺に引き取っていただくという方法があります。これが一番手間がかからず、周囲の同意がもらえる無難な方法です。

閉眼供養の後にそのまま引き取っていただくのがスムーズな方法です。菩提寺のお坊さんに相談をしてみましょう。

ただし、その際は閉眼供養のためのお布施とは別に、処分のためのお布施を別途納めるというような配慮を必ずしなくてはなりません。

お寺の檀家である限りは、引き続き菩提寺のお世話になることもあるのですから、このあたりの配慮はきちんとしておくのが大切です。

お寺によっては仏壇の引き取りをしていないこともあります。とくに都市部のお寺ではそうしたことは往々にしてあります。

その時には、別のお寺に引き取っていただくわけですが、どのお寺で引き取ってもらえるのか菩提寺のお坊さんに相談して、紹介してもらうのがよいです。

別のお寺で処分をしてもらう時にも、お布施の配慮を忘れないようにしましょう。

2.仏壇店にお願いする

2つ目の方法は、仏壇店に処分をお願いをするというものです。仏壇店は販売だけでなく、処分についてもプロフェッショナルです。

また、仏壇店にお願いをすることのメリットは、宗派を問わず引き取ってもらえることです。

自宅から業者までの「距離」や「大きさ」によって費用が違ってきますので、業者の方によく聞いてみることが必要です。場合によっては閉眼供養から、処分まで一連のサービスとしておこなってくれることもあります。

閉眼供養と処分を別々に行うよりは費用を安く抑えることも可能ですので、そういったサービスを行っている業者を探してみるのもよいです。

仏壇を買った業者がわかっているならば、処分の時もその業者にお願いする方がよいでしょう。

3.買い替え時の下取りにする

3つ目の方法は、現在の仏壇を処分して新しく買い替える時に、古いものは業者の下取りにだすという方法です。新しいものと古いものを交換するということです。

多くの場合、販売と同時に下取りのサービスも行っています。新しいものを設置するときに、古いものを引き取ってもらうのがスムーズです。

古い仏壇の閉眼供養と下取り、新しいものの設置と開眼供養を一連のサービスとして請け負ってくれる業者もあるので、買い替えをする方はこうした業者を探してみるのも1つの方法です。

下取りをする代わりに新しいものを購入するわけですから、その分だけ処分費用の割引を行ってくれる業者もあります。

実際にどのくらいの費用が掛かるのか、いくつか業者をあたって見積書を出してもらうのが、費用を抑えるという点では有効です。

4.リサイクル業者にお願いする

4つ目の方法は、リサイクル業者に引き取っていただくという方法です。この方法においては、必ずしも仏壇専門の業者とは限りません。

日用品や家電製品その他と同じような形でリサイクルするというのが一般的です。費用は安く抑えることができるのが、この方法のメリットです。

しかし、注意が必要なのはリサイクル業者にお願いした場合には、中古品として別の方の手に渡るということも考えられます。

仏壇に非常に愛着を持っていらっしゃる方もいますので、リサイクル業者に引き取っていただくことに難色を示される方もいます。

したがって、この方法を利用するときには、リサイクルに出す旨をよく家族や親族と話し合い、しこりを残さないようにしたいものです。

5.粗大ゴミに出す

最後の方法は、粗大ごみとして出すというものです。これは、各自治体の処理方法に従ってごみとして処理をします。費用としては一番安く上がります。

各自治体の処理基準やごみの大きさによって費用が違ってくるので、自治体の担当窓口に問い合わせてみましょう。

自治体によっては回収に来てくれるのではなく、処理場に各自で持ち込みをしなくてはならない所もあります。

また、この方法は粗大ごみとして出すわけですから、心理的抵抗を抱く方も多いです。

ですから個人の考えで決めずに、親類縁者の方とよくよく話し合うことが必要です。

まとめ

以上、5つ処理方法をご紹介いたしました。

先祖代々守り伝え、毎日手を合わせてきた仏壇を手放さなくてはならないのはつらいもの。またその過程においては、いろいろな気苦労や費用の負担等があり、なかなかの大仕事です。

しかし昨今の社会情勢の中では、仏壇をこの先も長く守っていくことが難しいご家庭も多いです。

そこで今回ご紹介した5つの方法を参考にして、家族や親類が納得のいくような仏壇の処分をご検討いただけたらと思います。

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