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インフルエンザと風邪の症状の違いとは

 2016/02/11 健康   132 Views
インフルエンザと風邪の症状の違い

わたしたちの生活の中において、最も身近な病気が風邪です。風邪には発熱・鼻水・咳・のどの痛みなどさまざまな不快感があらわれ、この症状の出方も人によって異なります。

一方、風邪と似た病状で間違えやすいのが「インフルエンザ」です。インフルエンザは、主に秋頃から春先にかけて流行する季節性のウイルス感染症のことをいいますが、風邪との症状の違いって分かりづらいですよね。

そこで今回は、インフルエンザと風邪の症状の違いについてご紹介します。

症状に気づきにくいインフルエンザ

考える

インフルエンザウイルスへの感染は年間を通してみられますが、気温が低下する時期に流行し始めます。

この時期に高熱を伴う風邪のような症状からインフルエンザへの感染を疑い、医療機関で感染の有無を検査することによって診断されて、はじめて判断ができるという場合が多いでしょう。

したがって、夏場などインフルエンザの流行がみられない時期にこの症状があらわれても、ただの風邪と判断して病院で診察を受けない、ということもあるかもしれません。

日本におけるインフルエンザの流行は、例年秋頃からはじまります。例年の流行に備えて感染を予防するためにワクチン接種を受ける人も増加していますが、このワクチン接種によってもインフルエンザへの感染は100%防げるものではありません。

ただし、ワクチン接種を受けている場合とそうでない場合は、万一ウイルスに感染したときの症状の出方に差が生じるんだとか。そのため、少しでも辛い病状を緩和できればという思いから任意でありながらワクチン接種は欠かさない、と考える人もいるようです。

インフルエンザと風邪の症状の違い

違い

そもそもインフルエンザと風邪の違いは、どのようなところにあるのでしょう。体温が38℃程度と微妙な場合は、とくに判断がしにくいので、ぜひ参考にしてください。

一般的な症状の違い

まずは、一般的な症状の違いについて見ていきましょう。

風邪の場合

風邪は季節を問わず年中みられるもので、鼻水や咳、のどの痛みや発熱、頭痛があり、風邪の初期症状は人によって同じ傾向を繰り返す場合が多いようです。

例えばのどの痛みや、鼻の奥の違和感などから「風邪をひいてしまったかもしれない…」と気づくケースで、これはその人がこれまでも同じ経験をしてきたことから判断するという場合です。

部分的な症状のみがみられる場合は風邪と判断して良いでしょう。

インフルエンザの場合

インフルエンザで見られる症状は、高熱や身体の傷み、だるさなど全身に不快感を感じ、立ち上がって歩くことさえも辛い状態になるという特徴があります。さらに病状が進行すると、インフルエンザ脳症という、最悪の場合は死に至る疾患へと進行してしまう場合もありますし、肺炎などの合併症を引き起こすこともあります。

小さな子どもでは平熱が高く、大人に比べて高熱などに鈍感なことや、言葉で伝えられないことから気づきにくい場合もあります。ですので、なんとなく機嫌が悪かったり、食欲がない様子が見られるときには、検温して小児科や内科を受診すると良いでしょう。

インフルエンザは、主に会社や学校など集団で過ごす機関から感染が広まります。とくにお子さんの場合、学校行事などがあるシーズンは特に感染予防が大切になりますが、うがい手洗いなどによる自己防衛策をもってしても、なかなか防ぎきれないのが現実です。

ちなみに、インフルエンザの原因ウイルスは一般的な、いわゆる風邪のウイルスとは異なる独自のものですが、風邪の原因ウイルスにはアデノウイルスやコロナウイルスなど、違う型のさまざまなウイルスが多く存在します。

症状の進行の違い

続いて症状の進行の違いについて、ご紹介します。

風邪の場合

風邪の場合の症状の進行は、インフルエンザよりも穏やかな傾向が見られます。特に発熱を伴わない咳や鼻水だけの風邪では長引く印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

風邪の原因ウイルスは、人から人への感染によってどんどんかたちを変えていることから、風邪を治療する薬を開発することは大変困難なことであると言われています。

風邪の市販薬や処方薬については、症状別に多くの商品が販売されていますが、これらはあくまでも風邪による鼻水や咳、のどの痛みなどを緩和させる薬だということを覚えておきましょう。

インフルエンザの場合

一方インフルエンザに感染した場合は専用の処方薬が存在し、市販では手に入れることができません。処方薬の効果は高いことから、全身症状で辛い状態であっても受診し、薬を処方してもらうことをおすすめします。

主にインフルエンザの流行期や、家族など近しい人にインフルエンザの患者がいる時期などは、自分に同様の症状があらわれたことで感染を疑い受診するという流れが多いようです。ですが、インフルエンザに感染した場合は感染直後に気づくということはほぼありません。

症状の進行には個人差がありますが、発症時期は早くて1日後、遅くとも3日後頃で、この発症時期までには病状に気づくことは難しいと言えるでしょう。

高熱などの主症状と身近に流行がみられることで、感染を疑うというケースが一般的です。しかしインフルエンザは自己判断で診断することはできませんし、これは医師であっても違いはありません。

主症状となる発熱は、38℃以上の高熱で、全身に倦怠感や節々の傷みなどを感じるものですが、流行期にこれらの主症状がみられる場合はインフルエンザの感染有無を調べる検査が行われる場合が多く、この検査結果は非常に信憑性の高いものだと言えます。

医療機関でのインフルエンザの検査のやり方

診察

検査は鼻水や鼻の奥の粘膜組織を少量とり、専用の検査薬を用いて行いますが、検査結果がでるまでには15分程度かかります。診察する医療機関によっては、インフルエンザ感染が疑われる患者については待合室を仕切ったり、別室に待機させるなどの措置も講じています。

診察や検査を受ける際は、そのタイミングにも注意しましょう。なぜなら、インフルエンザの感染有無は、発熱後すぐの検査によっては見つけられないこともあるからです。

感染が疑われる場合は、熱が出てから24時間後の受診と検査を推奨している医療機関もありますので、診察のタイミングに迷った場合は予め電話などで問い合わせてみるのも良いでしょう。

インフルエンザの対策と予防

手洗い

最後にインフルエンザの対策と予防についてご紹介します。

自己判断による通勤・通学はしない

医療機関での検査結果をもって、はじめてインフルエンザと診断されるわけですが、その後処方薬を服用することで症状の進行が見られないからといって、自己判断による通勤・通学はしないようにしましょう。

さらなる感染拡大させる恐れがありますので、お医者さんの指示にしっかり従ってください。

うがい・手洗い・入浴を心がける

学校は多くの児童や教員が出入りする場所ですし、会社への通勤には公共交通機関を利用する人もいるでしょう。感染は主に咳やくしゃみなどによる飛沫感染と、鼻水などがついた手で患者が触ったものから移ります。

ウイルスは当然目には見えない物質ですので、何もないように見えるところにもたくさんのウイルスが存在しています。公共交通機関や施設などでは手すりやつり革など、多くの人が触れる場所がありますが、これらに触れることで感染は連鎖します。

もちろん触れることですべての人が感染するというわけではありませんが、触れた手で鼻や口元をこするなどの仕草からウイルスが体内に進行するため、冬場など流行期にはできるだけ多くの人が集まる場所を避けたり、帰宅後のうがい手洗い、できれば入浴を心がけると良いでしょう。

マスクを着用する

自宅では患者本人だけでなく、家族もマスクを着用したり、室内の湿度管理も同時に行うなどの対策で感染は防げる可能性が高くなります。

人に移さないような対策はマナーとしてもとても重要なことであり、学校や会社、または自治体などによってインフルエンザの感染者は発症時期に関わらず、発熱が見られた日から起算して3日間~5日間など出席停止措置を講じるなどの対策をしています。

授業や仕事のスケジュールを優先にして考えるあまり、これらの指導に従わず自己判断で通学や通勤をしたり、外出をしてしまうことは感染拡大に繋がる行動であるということを認識し、定められた期間内は自宅で過ごすというルールを守るべきだといえます。

まとめ

インフルエンザと風邪の症状の違いについて、分かっているようで以外と分からなかったりします。また、風邪だと思って医療機関にかかったら、じつはインフルエンザだった…といったような経験をされた人もいらっしゃるでしょう。

インフルエンザと風邪の症状の違いを判断するには、やっぱりその違いをしっかりと押さえる必要があり、今回の記事は、その症状の違いについて詳しく紹介しています。

もし、あなたやあなたのご家族がインフルエンザの疑いがあるのなら、また今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。

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