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何が必要?おせち料理の定番の中身20個とその意味

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おせち料理の定番の中身

最近では家で作ることも少なくなってきた「おせち料理」ですが、それぞれのおかずに意味や願いが付されていることをご存知でしょうか。

もともとは「節目」に神様に捧げられていたものですがいつしか庶民にも浸透してきました。

今ではスーパーやコンビニで簡単に注文できるものから有名デパートの高級おせち料理もあります。

代表的な献立を知っているなら、家族で食べるときに意義深く新たな年を迎えることができるでしょう。

翌年に向けて、思いを新たにすることもできるかもしれません。

おせち料理に欠かせない中身20個

おせち

まずは、おせち料理の中身で外せない代表的なものをご紹介します。

祝い肴三種・口取り・酢の物

最初は祝い肴三種です。「黒豆(1)」「数の子(2)」「田作り(3)」です。

これはおせち料理の定番中の定番と言っても過言ではないでしょう。

次に口取りとして「紅白かまぼこ(4)」「伊達巻(5)」「栗きんとん(6)」「昆布巻き(7)」があります。

酢の物は彩り美しい「紅白なます(8)」が準備されます。

煮物

煮物には海老、そして里芋、レンコン、くわいを一緒にした「煮しめ(9)」と「ごぼうの煮しめ(10)」があります。

家庭によっては一緒に煮ることもあるかもしれません。

ごぼうは、牛肉の八幡巻や穴子の八幡巻にも用いられる、おせち料理には欠かせない食材です。

箸休め

また旬のカブを菊の形に切り、赤く染めて紅白に仕立てた「菊花カブ(11)」は消化にもよく、ご馳走の箸休めにもなります。

おせち料理の中身で喜ばれる「錦卵(12)」は、黄身と白身がきれいに別れており、その二色が金と銀に例えられています。

二色を「にしき(錦)」と語呂合わせにしているという説もあります。

お魚料理

コノシロという魚の成魚になる前のものをコハダと言いますが、出世魚として縁起が良いこの「コハダ(13)」をクチナシで染めた粟につけたものもおせち料理として喜ばれる中身の一つです。

またおせち料理の目玉として「鯛(14)」が用いられます。

他にも名前が変わっていく出世魚として、関西から九州にかけて「ブリ(15)」が食されます。

地域や県によっては「鱈(16)」が使われたり、関東では昆布巻きの中身として鮭や鱈が使われたりします。地域に密着したおせち料理も正月の一つの楽しみになります。

お肉料理

最近では「ローストビーフ(17)」や「ハム(18)」など、子供にも人気があるものが詰められ家庭向けなものも人気があり、伝統的な具材に加えて、食べやすく飽きない食材を入れることも多く見られるようになっています。

とくにデパートの高級おせち料理には、昔から大切にされてきた食材に加え、若い世代でも受け入れやすいものも使われています。

鏡餅・茶碗蒸し

おせち料理と共に定番となっているのが「鏡餅(19)」や「茶碗蒸し(20)」です。

餅は古くから捧げものとして神聖な食べ物とされてきました。お雑煮も地域のそれぞれの特色が表れています。

おせち料理と共にお正月を迎える際に不可欠な料理として準備されるこれらのものには願いや意味が込められています。

それそれのおせちの中身の意味は?

願い事

それでは、おせちの中身に使われる料理には、それぞれどんな意味があるのでしょうか?一つずつ見ていきましょう。

黒豆・数の子

「黒豆」には「元気で働けますように」という願いが込められています。「マメ」に働くという語呂合わせからきています。

また「まめ」はもともと「丈夫」「健康」を意味する言葉です。

「数の子」には「子宝に恵まれますように」という意味があります。

数の子はニシン(二親)から多くの子が出るので、めでたいとのことで古くから正月料理の定番となっています。

田作り・蒲鉾・伊達巻

「田作り」は五穀豊穣を願って、小魚を畑に肥料として撒いたことから名付けられています。

「蒲鉾」は日の出を象徴しており、なくてはならない中身の一つです。紅はめでたさ、喜びを白は神聖さを表しています。

「伊達巻」は、江戸時代に長崎から伝わったカステラ蒲鉾が伊達者たちの着物に似ていたことから名付けられています。

洒落たものとして、また昔は大切なものは巻物に書されたことから、正月料理の中身は巻いたものが多くあります。

栗きんとん・昆布巻き・なます

「栗きんとん」は豊かな年を願う気持ちが込められています。黄金色がそれを表します。

栗は昔から「勝ち栗」と言われ、勝負運願う気持ちも込められており、縁起が良いとされています。

「昆布巻き」は「喜ぶ」という言葉が掛けられており、正月飾りの鏡餅にも用いられる縁起の良いものです。

酢の物の「なます」は、お祝いの水引きを象ったものです。今では生の魚介の代わりに柿や昆布、柚子の皮なども用いられています。

海老・鯛

「海老」は長寿の象徴とされています。長いヒゲを生やし、腰が曲がるまで長生きをすることを表します。

「鯛」は「めでたい」の語呂合わせや、福の神である恵比寿が持っている魚として縁起がいいとされています。

煮しめに用いられる食材

煮しめに用いられるものもそれぞれに意味があります。

まず「里芋」は小芋がたくさんつくことから、子孫繁栄の願いを表します。

「レンコン」はその形状から、先を見通せるようにという意味があります。「くわい」には大きな芽がありますので、出世を願う気持ちが込められています。

「ごぼう」は、地中にしっかりと根をはることから縁起がいいとされ、細く長く幸せにという気持ちを表すものです。

ごぼうは産地である八幡の名を取った牛肉の八幡巻や、穴子の八幡巻にも使われます。

宮中では正月に配られる花びら餅の芯にごぼうが用いられており、おせち料理に欠かせない食材となっています。

おせち料理の詰め方

おせち2

おせち料理を詰めるお重箱にも、「めでたいことを重ねる」という意味が込められています。

重箱は基本的には四段重、正式には五段重となっていますが、現代では三段のものもよく見かけます。

ちなみに四は縁起が悪い数なので「与の段」と言われます。

お重詰めは、たくさんの中身をきれいに詰めないといけないと敬遠されがちですが、基本をおさえておけば簡単に詰めることができます。

段詰め・枡形詰め

まずは「段詰め」と言われる方法です。

いちばん正統とされる詰め方で、縦と横のラインを重箱の辺と平行に詰めていきます。そうすると見栄えが良くなります。

それぞれの料理を「葉らん」で仕切るときれいに区切ることができ、色のバランスも良くなります。また味が移ってしまうのを防ぐこともできます。

次に「枡形詰め」と言われる詰め方です。

お祝いの席ではよく用いられる枡形を模した詰め方で、重箱を枡のように斜めに区切って詰めていきます。

扇子型詰め

「扇子型詰め」は扇のような曲線を描く形で詰めていく詰め方です。

素材の丸みを利用するときれいに詰めることができますが、難しければやはり葉らんで仕切っていくと簡単に詰めることができます。

コツとしては、形が崩れにくい蒲鉾などを先に詰めていくようにします。高さを揃えるように気をつけることも見た目をきれいに見せるコツです。手前から詰めていくようにしましょう。

魚や海老などは頭を左向きに揃えながら詰めましょう。

重箱の順番と入れる料理

お重箱は上から一の重と呼び、下に向かって数が増えていきます。

一の重には「祝い肴」を詰めます。二の重には「口取り」と「酢の物」を詰めます。

三の重には海の幸の「焼き物」を中心に詰めます。与の重には山の幸が中心の「煮物」を詰めていきます。

五の重は控えの重と言われ、空にしておくこともできますし、家族の好物を詰めても良い段です。

それぞれの段の詰め方を変えていくと見る分にも楽しいですし、お重箱に大切に詰めていった中身も愛おしく見えますよね。

まずは基本から始めましょう

詰め方が難しければ、まずは基本の詰め方をマスターすると良いでしょう。

市販の重箱には中に仕切りが入っているものもありますので、そのようなものを活用することもできます。

また汁気があるものは、カップを使って味が移るのを防ぐと良いでしょう。

まとめ

おせち料理を注文する家庭も多いですが、ある程度のものを自分で作って、難しいものは買ってくるなど簡単にできるように工夫することもできます。

インターネットでも簡単な作り方を紹介していますので、チャレンジしてもいいかもしれませんね。お姑さんに見直されるかもしれませんし、一緒に作って年を越すのも楽しいでしょう。

家族の幸福を願ったおせち料理を、ひとつひとつの願いを考えながらみんなで楽しく食して、来年も良い年にしていきましょう。

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