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原因はゴム手袋?ラテックスアレルギーの症状と検査の仕方

 2017/04/10 健康   5,193 Views
ラテックスアレルギーの症状と検査

ゴム手袋を使用するたびに、じん麻疹や喘息発作を起こしたり、アナフィラキシーショックの症状が出る場合は、即時型アレルギーのラテックスアレルギーだと考えられます。

ラテックスアレルギーの人はゴム手袋に限らず、ゴム風船などのゴム製品に触ったときもアレルギー症状が出るので、できるだけ触らないようにする必要があります。

実際にラテックスアレルギーかどうかを調べるためには検査を受けるしかないのすが、まずはラテックスアレルギー知識を深めましょう。

ゴム手袋が原因?ラテックスアレルギーとは

困った

ゴム手袋に使用されている天然ゴムは、ゴムの木を原料として作られています。成長したゴムの木に傷をつけ、そこから出てくる樹液を用いて、ゴムを生成します。

ゴムに含まれるタンパク質が原因

樹液の中には「タンパク質」がたくさんが含まれており、ゴム手袋として製品化された後もそのまま残っているので、人によってはそのタンパク質が皮膚に触れたときにアレルギー反応が起こることがあります。

天然ゴム製品にタンパク質が残っていると、皮膚に触れた際に汗によって溶け出してしまいます。天然ゴム製品はパウダーをまぶしているものが多いですが、そのパウダーは皮膚の表面を傷つけやすいので、タンパク質を侵入しやすくするのです。

汗によって溶けたタンパク質が吸収されると、ラテックスアレルギーが起こってじん麻疹のかゆみなどに悩まされるようになります。

フルーツアレルギーの方は要注意

バナナやメロン、キウイなどを食べたときに、口の中がピリピリするような違和感があったり、唇や口の中が腫れたり、しびれるような人がいます。

このようなフルーツにアレルギーのある人は、ラテックスアレルギーになっていることも多いといわれているので、検査を受けて調べることをおすすめします。

ラテックスアレルギーとフルーツアレルギーの両方がある人は、普段から天然ゴム製品を使わないようにし、フルーツを食べるのも避けるようにしてください。

ラテックスアレルギーの気になる症状

アレルギー

ラテックスアレルギーの症状は人によってさまざまですが、じん麻疹によるかゆみに悩まされる人が多いことがわかっています。

炎症や喘息など

天然ゴム製品が触れた箇所にブツブツができたり、炎症を起こしたり、水疱ができて、それが全身に広がることもあるので、注意しなければなりません。

喘息を起こす人もいますし、ひどい場合にはアナフィラキシーショックを起こして死亡するケースもあるので、ラテックスアレルギーを軽く考えるのはやめましょう。

アナフィラキシーショックを起こすと、呼吸困難で顔色が悪くなり、ぜーぜーとした息をするようになったり、吐き気や嘔吐、めまい、血圧の低下などで著しく体調が悪化します。

症状が出た場合は医療機関へ

全身にショック症状が起こったまま放っておくと命の危険があるので、その場合はすぐに医療機関を受診して治療を受けるようにしましょう。

病院などの医療機関で働いている人は、普段から医療用手袋を使用していますが、ラテックスアレルギーの人の場合は、それが原因でじん麻疹や喘息が起こることがあります。

医療関係者や患者、その家族などがアレルギー体質の場合は、天然ゴム製品を使うのを避けるようにしてください。代替商品もありますので、アレルギー症状を起こしたくないときは、それを使うようにしましょう。

ラテックスアレルギーの検査の仕方

検査

ラテックスアレルギーかどうかを調べたいときは、検査を受けるしかありません。

はっきりとしたことが分かればその後に対処しやすくなるので、天然ゴム製品を使うたびに肌がかぶれるような人は、時間のあるときにお医者さんのところに行くようにしましょう。

血液検査

ラテックスアレルギーは、天然ゴム製品を使ったときに発症する即時型アレルギー(I型アレルギー)なので、これを調べるときは、IgEという免疫グロブリンを測定することでアレルギーがあるかどうかが分かります。

血液検査を受ければ、ラテックスのアレルゲンすなわちアレルギーの原因物質の「ヘベイン」について調べられるので、皮膚科やアレルギー科に行って診察を受けることをおすすめします。

ラテックスアレルギーであるということが判明したら、その後は天然ゴム製品を避ければアレルギー症状に悩まされなくなるので、アナフィラキシーショックに対するリスクを減らすことができます。

ブリックテスト

皮膚の検査のひとつにプリックテストというものがあり、これを受けることでもラテックスアレルギーかどうかを調べることができます。

しかしこのテストはアナフィラキシーショックを起こす恐れがあるので、いざというときにスピーディーに対処できる医療機関を選んで受けると良いでしょう。

ラテックスアレルギーの治療も医療機関で

病院

ラテックスアレルギーを起こしたときは、軽い場合なら天然ゴム製品を使うのをやめてしばらくすれば、じん麻疹やかゆみなどの症状を抑えることができます。

しかし喘息がなかなか治まらなかったり、アナフィラキシーショックを起こした場合は、そのままにしていると危険なのでお近くの医療機関で治療を受けることが大切です。

アナフィラキシーショックを起こしたら救急車を呼ぼう

アナフィラキシーショックを起こしているときは、直ちに病院で治療を受けた方が良いので、そばにいる方は応急処置を行って救急車を呼ぶようにしましょう。

できるだけ動かさないであおむけに寝かせるようにし、呼びかけて意識があるか確認をするようにしてください。

呼吸をしているかどうかも確認し、嘔吐をしていたり、呼吸困難の状態のときは、楽な体位にするようにしましょう。足を高くして、血液の循環を良くさせておきましょう。

お薬の投与で症状を緩和

医療機関にはさまざまな薬があるので、症状に応じたものを使えば次第に元の状態に戻ります。

抗ヒスタミン薬を使うとアレルギー反応が起きるのを抑えられますし、経口ステロイドを使えばアレルギー症状と炎症を抑えることができます。

呼吸が苦しい場合は、気管支拡張、吸入薬を使えば、狭くなった気管支を広げて呼吸を楽にさせられます。

またアドレナリン自己注射薬を打てば、アナフィラキシーショックの際、気道を拡張させて血圧低下を改善させられるので、お医者さんに任せてください。

ラテックスアレルギーは予防できるの?

ストップ

ラテックスアレルギーは身体を異物から守るための免疫システムが、過剰に作用したために起こるので、アレルギー症状を予防したい場合は、原因となる物質を避けなければなりません。

ゴム製品を避けて代替品で対応

天然ゴム製品には一切触らないよう気を付けて生活すれば、じん麻疹や喘息などの症状を防ぐことができます。

ラテックスアレルギーが恐ろしいのは、重症化するとアナフィラキシーショックを起こすので、ゴム手袋やゴム風船などには触らないようにしてください

ラテックスアレルギーの人のための代替品を作っているメーカーもありますから、そのようなところが出している製品を選んで使うと良いでしょう。

応急処置の方法を身に付けよう

ラテックスアレルギーが起こらないように注意して生活していても、何かのはずみでつい天然ゴム製品に触れてしまうことがありますが、その場合の応急処置も身につけておくと安心です。

じん麻疹を発症する人はかゆみ止めの薬を持ち歩くと良いですし、喘息が起こりやすい人は薬や呼吸器をバッグに入れて携帯しておくと、いざというときにすぐに使うことができます。

ただしアナフィラキシーショックの場合は対処のしようがないので、そのときはできるだけ安静な状態にしたあと、救急車を呼んで病院で治してもらうようにしましょう。

まとめ

ゴム手袋などの天然ゴム製品を使うと、じん麻疹や喘息などの症状が起こる人はラテックスアレルギーの可能性があるので、医療機関で検査を受けて、調べるようにしてください。

ラテックスアレルギーであるとわかったら、天然ゴム製品にはできるだけ触れないよう気を付けて生活すれば、さまざまなアレルギー症状を予防することができます。

それでもつい触れてしまった場合は病院で治療を受けた方が良いので、もしアナフィラキシーショックのような重篤な症状が起こったら、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

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