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うつ病の初期症状と周囲の対応方法、接し方とは

悩み   328 Views
うつ病の初期症状と周囲の対応方法

うつ病は現代の社会において極めて大きな問題とされるようになった病気です。

これまでの社会は「気の持ちようでなんとかなる」などの精神論が広く言われていましたが、うつ病患者の多い現代社会ではそういったことはまず通らないこととなっています。

そんなうつ病患の人に対して、私たちはどのような対応をすればいいのでしょうか?

そこで今回は、うつ病の初期症状と周囲の対応方法についてご紹介します。

うつ病になりやすい日本人

残業

どのような人でもストレスを感じる環境に晒され続ければ、精神が参ってしまってうつ病になる可能性があります。とくに私たち日本人は、うつ病になりやすいといわれているんです。

うつ病になりやすい社会

そのうつ病が悪化した場合には、自傷行為を行ったり最悪の場合自殺によってその命を断ってしまうことがあります。時折このうつ病に対して「甘えだ」といった声を上げる人もいるのですが、これはあまりにも無責任である上に知識が足りない発言だと言わざるを得ません。

実際、日本は他国と比べても明らかにメンタルクリニックの受診率が低く、精神的に不健康な状態で日常生活を送っている人が多いと指摘されています。

とくに昨今ではブラック企業と呼ばれるような企業が増え、若い人が早い段階で使いつぶされてしまうような社会になってしまっています。そうした社会を放置すれば、当然若い人は少なくなっていきますし、少子高齢化を迎える日本のこれからにおいて致命的な損失であると言えるでしょう。

うつ病についてもっと知ろう

こうしたことを考えると、「うつ病はただの甘えだ」といった意見は全く正しくないものです。そして、このような意見を持っている人自体が、日本国内でうつ病を増やす原因のようなものなのです。

しかしうつ病と言っても実際にそれがどういった病気なのか、もしうつ病になってしまった人がいた場合、周囲の人はどういった接し方を心掛ければ良いのか、今一つ知られていないのが現状です。

ですが、そうしたことを知らなかったり間違えた知識を持っていると、うつ病は悪化したり最悪の結末を迎えてしまうこともあるんですよ。

うつ病の人に見られる症状とは

困った

まずはうつ病という病気の症状に関してですが、これは本当にさまざまなことが挙げられます。

思考力が低下している

有名なところでは抑うつ気分や意欲の低下といったことが挙げられますが、これはうつ病で現れる症状の一端でしかありません。では、その他にはどういったことがあるのかと言うと、精神的なことではこの2つに加えて思考力の低下も見られます。

例えば

  • これまで数時間あればできていた仕事を、終わらせるのに1日かけなくてはならなくなった
  • 人が注意をしてもそれを、すぐに改善することが出来なくなった

などの症状は、うつ病でよく見られることです。

こうした思考力の低下は、外から見てもすぐに異常だと判断しづらく、また仕事の能率が下がったことで「サボり癖が付いたのではないか」と指摘されることもあり、かなり重要なポイントと言えます。

風邪に似た症状が続く

次いで三大欲求の減退や疲労感の増加といったことに加えて、頭痛や吐き気といった風邪に似たこともあらわれます。

本当に風邪をひいていて、思考力や能率がダウンしている可能性もあるため何とも言えませんが、もしこれらに併せて先ほど挙げた抑うつ気分や意欲の低下、欲求の減退などが見られた場合には、うつ病を疑ってみましょう。

うつ病を診断する症状7種

ちなみに、精神科におけるうつ病の診断基準として、まず抑うつ気分か興味・喜びの喪失のどちらかが発生していないか診断します。そして

  • 急激な食欲の減退および増加
  • 不眠あるいは睡眠過多
  • 疲労あるいは気力の減退
  • 死についての反復思考

など7種の症状のうち、発生している症状が合計5種以上が発生している場合、うつ病として診断することになっています。

ただこの基準を満たしていないから大丈夫なのかと言われればそうではなく、むしろ1種でも発生しているのであれば、休息が必要な状況だとして判断すべきでしょう。

うつ病の人に対してどう対応すれば良い?

はてな

では、もし身近にうつ病に人がいたとして、周囲の人はどのように対応すれば良いのでしょうか?

叱咤激励は厳禁

まず対応として必ず心得ておかなくてはならないのが、「叱咤激励」をしてはいけないということです。よく疲れている人に対して「頑張れ」と言ってしまう人がいるのですが、うつ病に対する接し方として厳禁と言って良いでしょう。

というのも、うつ病になっている人の多くは、その自分の現状に対して怒りや不満を持っているからです。それであるにもかかわらず周囲の人が「頑張れ」と言ったりしてしまうと、言われた側はかえって自分を追い込んでしまうことになります。

「少し休めば大丈夫だから今は休もう」と伝えたり「今は辛くてもいずれきっと良くなるよ」といった、相手を激励するのではなく思いやる言葉をかけてあげるのは基本的に問題ありません。

とにかく、禁句にならないような言葉で話しかけていくことが大切です。

うつ病の人の味方になる

対応の仕方として、もう1つ重要なポイントがあります。それは、常にその人に対して味方になってあげることです。

例えば

  • 相手が何かを話そうとしているのであれば、それを否定するのではなく受け入れる
  • 相手が自分を疑っていても自分は味方だと伝える

こうしたことは極めて重要なことです。

うまく対応できなくても自分を責めない

周囲にうつ病を患っている人がいたり、とくに大切な人がうつ病になってしまったら、必ず知っておかなくてはならないのが「自分を責めすぎない」ということです。

仮に自分の対応が原因で相手がもっと落ち込んでしまっても、それで「自分は大変なことをしてしまった」と考えてしまうことは絶対に避けてください。なぜなら、自分までうつ状態に陥ってしまう恐れがあり、誰もその人を助けられなくなってしまうからです。

うつ病の人への接し方は禁句を言わないよう心掛け、根気強く相手に寄り添い、自分を責めすぎないことが鉄則なんですね。

まわりの人をうつ病にさせないために

ポイント

うつ病とは精神・肉体でさまざまな症状を発する複雑な病気です。そして、それに接する人は相手を激励するのではなく、寄り添ってあげたり自分を責めすぎないといったことが大切なんですね。

そこで最後に、まわりの人をうつ病にさせないための注意点をご紹介しますので、身のまわりの人や自分の行動に注意を払ってみましょう。

責任感の強い人は注意

またこの病気になりやすい人の特徴としては「まじめで責任感が強く、完璧主義な人である」とされていますから、よくイメージとしてある「怠け者だからうつになる」という考え方はむしろ逆のものなのです。

まじめで責任感が強く、自分で悩み抱え込んでしまったがために、うつ状態になってしまうことの方が遥かに多いわけです。

自分の行動を見直そう

もし周りにうつ病になってしまった人がいるとしたら、その人を非難するよりも先に、自分たちに何か落ち度が無かったかということを考えるようにしなくてはなりません。

とくに多く見られるのが、会社で1人の社員に対して過剰な仕事を押しつけてしまったようなケースです。うまく断ることが出来ない人は、その仕事を全てやろうとしてうつ病になる可能性があります。

もし、その人がうつ病になってしまったら、周りの人全員でその人をうつ病にさせてしまったと言っても過言じゃないんですね。

まとめ

うつ病患者の数は年々増加している傾向にあり、もはや他人事として放置していられるような段階は過ぎました。そして、この状況を放置しておくと患者数がどんどん増えてしまい、いずれ取り返しがつかないような社会になってしまうでしょう。

ただでさえ勤勉と言われてきた日本人ですから、これまで培われてきた文化や習慣にうつ病を招きやすい背景があることは否めません。

各地方自治体ではうつ病ではないかと自覚した人が相談できる窓口の設置を行っていますが、この病気は自分で自覚することがかなり少ないという特徴も持っています。

そのためもし誰かが疲れているようにみえたり、先に挙げた症状が見られるようであれば休むことを勧めてあげたり、場合によっては状況改善のために働きかけてやるようにしてください。

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