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ペインクリニックとは?腰痛や肩こりの痛みもコントロール?

健康   30 Views
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腰痛や肩こりの症状を持っている人の多くが辛いと感じているのが「痛み」です。

生活に支障をきたすほど痛いものから、強い痛みでなくても常に違和感があることで、精神的な苦痛を伴うようになります。

これらの症状に対して、ペインクリニックで治療を受けるという方法があることをご存知でしょうか?

ペインクリニックに対する恐ろしいイメージを持つ人がいますが、正しい知識を持てばあまり心配する必要がないことが分かります。

まずは、ペインクリニックとはどんな存在であるのか、知ることから始めましょう。

ペインクリニックとは何?

はてな

英語の意味を考えれば自然と分かりますが、痛みや苦痛の意味が「ペイン」、クリニックは医師が存在する「診療所」を指します。つまり、痛みの治療を行える診療所のことをいいます。

麻酔で痛みに対処する

クリニックの言葉からして、診療以外では受け付けていないようなイメージがありますが、決してそのようなことはありません。

入院患者を多数受け入れる大きな病院にもペインクリニック科が存在することは珍しくありません。

基本的に施術をするのは「麻酔科医」です。麻酔に関する医療技術を用いて、痛みに対処します。

歴史的に見ていくと麻酔の技術は古くから存在しますが、日本でペインクリニックという診療科目ができたのは、1962年に国立大学の麻酔科学教室にペインクリニック外来が誕生したのがきっかけだとされています。

じつはこの名称の科目が明確に存在するわけではありません。手術ではなく主に注射を施す治療法ですから、多くの場合で内科の枠組みの中の一部の治療として扱われています

診療所や病院限定

間違えないようにしたいのが、ペインクリニックの治療は医師の資格を持った診療所や病院に限定して行われていることです。

痛みを伴う疾患の腰痛や肩こりを緩和するために整体院や整骨院などの施設も存在しますが、整体院はそもそも治療ではなくマッサージを行う施設ですので、注射や医療用医薬品の取り扱いはできません

身体の筋肉のコリを和らげて改善する効果は持っていても、痛みを早く緩和させる治療は不可能であるため、辛い症状に悩まされているなら、まずは国家資格の医師が常駐するペインクリニックで治療を受けることをおすすめします

ペインクリニックで期待できること

病院

ペインクリニックで期待できることとしては、何と言っても痛みの緩和です。

痛みのメリットとデメリット

人には痛みを感じる機能が備わっており、痛みを感じることで動きを制限して自然回復を待ったり、違和感を素早く察知して、診療所や病院での早期治療に役立てることができるメリットがあります。

ですが、痛みが必ずしも良いことばかりではありません。

しばらく安静にしたり、原因となっている疾患を治療することで直ちに痛みがなくなる例もありますが、はっきりとした原因がわからずに長期にわたって痛みを感じることも少なくありません

神経ブロックや薬物療法を用いて痛みを緩和

日常的に起こる疾患として有名な、腰痛や肩こりもこのような痛みの原因としてよく知られる存在です。

痛みは人の体内にある神経が興奮状態になることで、強くあらわれるようになっています。

神経の高ぶりを抑えるために、ペインクリニックでは「神経ブロック」や「薬物療法」などを用いながら、痛みを緩和する方向へ治療してくれるのが特徴です。

神経ブロックと薬物療法の特徴

神経の興奮状態だけでなく、神経そのものが傷ついてしまったり、変性した場合にも痛みが生じます。

痛みの特徴としては「ピリピリする」「しびれる」などの不快な症状が出ます。これに対しても神経ブロックが有効ですが、抗うつ剤や抗痙攣剤を用いて治療することが多くなっています。

その他にも、精神的な要素が関わってくる心因性の痛みに対して、薬物療法を用いながら治療していきます。

このように、ペインクリニックにおける治療の対象は多岐に渡っており、多くの痛みに対処できる体制が整っています

痛みが気になるなら、とりあえずはペインクリニックで診断を受けるのが良いといえるでしょう。

腰痛や肩こりなどの痛みも解決できる?

肩こりを解消する方法

「腰痛」や「肩こりの痛み」に対しては、得意分野だといえます。これらの痛みは、主に筋肉のこわばりが原因で発生するものです。

交感神経ブロックの注射で対処

「椎間板ヘルニア」や「脊柱菅狭窄症」は、腰痛の原因として世間でもよく知られているものです。腰の周囲だけでなく、下肢にも痛みが走ることが珍しくありません。

肩こりだと肩周辺に痛みが出ることが多いですが、「緊張型頭痛」の原因にもなります。

これらの痛みを緩和するために、交感神経ブロックの注射を患部に施します。交感神経の高まりを抑えることで、血管が拡張して血流が改善します。

交感神経ブロックの具体的な効果

腰痛や肩こりの原因は筋肉のこわばりで、筋肉が硬くなると血流が滞ってしまいます。

この状態を改善するのが交感神経ブロックの役割です。血流が促されると痛みを引き起こす物質を押し流したり分解することができますので、次第に痛みがなくなっていきます。

注射器で薬剤を注入する時の痛みが気になるところですが、今は医療技術の進歩により痛みを殆ど感じない無痛針が用いられていますので、快適に施術を受けることができますから安心しましょう。

ボトックス注射やトリガーポイント注射も効果あり

交感神経ブロックの他には、「ボトックス注射」や「トリガーポイント注射」が用いられることがあります。

ボトックス注射は、「ボツリヌス菌」から抽出した薬剤を使って、筋肉のこわばりを緩和する効果があります。

ただし、ボトックス注射の場合だと保険適用外の診療になりますから、治療費を確認してから利用したいところです。

トリガーポイントは、筋肉がこわばって押すと痛い部分にピンポイントに薬剤を注入します。交感神経ブロックと同じように、血流を改善して腰痛や肩こりの痛みを緩和してくれます

ペインクリニックにデメリットはあるのか

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デメリットがあるとすれば、ペインクリニックで痛みが緩和したり、なくなったからといって痛みの根本的な原因を取り除けるとは限らない部分があげられるでしょう。

痛みの治療に関しては非常に高い技術を持っていますが、原因から開放されなければ再び痛みがぶり返すようになります。

痛みの根本的対処が必要

腰痛や肩こりに見られる筋肉のこわばりは、加齢による筋肉の老化現象のほかにも、日常生活が影響を及ぼしていることが少なくありません。

同じ姿勢のままでいたり、筋肉に負荷をかけた状態でいつまでも作業を続けていると、次第に筋肉が硬くなって血流も滞ってしまいます

ペインクリニックの注射や薬物療法ではこれらの原因を取り除くことができませんから、患者自身で改善する努力が必要になってきます

根本からの改善を目指さずに治療を受けているだけでは、いつまでも症状は良くなりませんし、無駄に治療費ばかりがかかってしまいます。

痛みの治療と同時にペインクリニックの医師に日常生活のアドバイスを受けながら、生活習慣の改善を目指してみましょう

副作用の可能性は?

もう一つデメリットがあるとすれば、麻酔注射による副作用の問題です。麻酔による死亡例が存在することも、多くの人がペインクリニックに対する恐怖心を抱く原因のひとつです。

しかし、麻酔による死亡例は非常に確率が低いため、信頼できる医師のいる診療所や病院で治療を受ければほとんど心配のいらないレベルです

注射針を刺した時に出血したり感染する心配があるものの、極細の針で注入しますので、出血が目立つことはないといえます。

感染に関しても注射後に入浴できる程ですから、気にすることはないでしょう。

まとめ

日常的な腰痛や肩こり、神経自体の損傷から心因性の原因まで、あらゆる痛みを取り除いてくれるのがペインクリニックの素晴らしさです。

まずは痛みを緩和したり取り除いてから、根本的な原因を取り除く努力を患者自身が行うことで、良い結果に導くことができるでしょう。

副作用の心配については気にならないレベルですので、安心してください。

痛みが長く続くほど精神的な苦痛が増していきますから、少しでも辛いと感じるなら気軽にペインクリニックへ訪れてみましょう。

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