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20代にも増えている?痛風のツラい症状を抑える予防法

 2017/02/15 健康   272 Views
痛風のツラい症状を抑える予防法

食生活の豊かな最近は、20代でも尿酸値が高い人や「痛風」を発症してしまう人が増えています。

ある日突然の激痛に襲われる、文字通りにとても痛くてツラい病気。女性はホルモンの関係でなりにくく、発症した人の98%が男性といわれています。

悪化すると関節の変形や骨の破壊につながってしまうこともあるため、初期の治療が重要な恐ろしい病気です。

痛風の人は「プリン体を控えなくてはならない」といわれるのは何故なのか、痛い以外にどんな症状があるのか、発症させないための予防法など、しっかり覚えて実践していきましょう。

痛風とは?

はてな

痛風は、プリン体のゴミである尿酸の血中濃度が高くなることで発症する病気です。

人にはプリン体が欠かせない

プリン体とは細胞の中にある核酸をつくっている成分のひとつで、生きているもののほぼ全てがプリン体を持っています。

プリン体は、新陳代謝によって細胞が分裂する時に遺伝子をコピーしたり、運動をする時にエネルギー源となったりします。私たちが生きて動くためには、欠かせない物質です。

このプリン体が肝臓で分解されると、尿酸という老廃物、つまりゴミになります。

生きている以上、体内では老廃物である尿酸が毎日作られていて、健康な人では1日約700mgを尿や汗、便から排出しています。とくに尿から排出される尿酸は約7割です。

尿酸の増えすぎが痛風を招く

ところが、尿酸が過剰に増えすぎて排出が間に合わず、血液中に溶けきれなくなると結晶化して固まってしまいます。

身体を守る働きをする白血球は、その結晶を異物とみなして攻撃します。その結果、痛風を発症して激痛の症状が現れるのです。

多くの動物が尿酸を分解できるので体内に溜まることはないのに対して、人間と一部の霊長類は尿酸を分解する酵素の遺伝子が壊れているため、尿酸が溜まりやすい傾向にあります。

プリン体の老廃物である尿酸をスムーズに排出することが大切なポイントといえるでしょう。

痛風の症状

失敗

痛風は「発症すると風が吹いただけでも痛い」ということから名前が付いています。

いちばんは激痛が走る

ただ実際には、発症してしまった方からは「何もしなくても激痛が走る」という声がたくさんあります。とにかく「激痛」というのが痛風の症状です。

といっても、健康診断などで尿酸値が高いといわれても、その頃には痛みなどの症状が現れないことがほとんどなので、そのまま放っておく人が多いようです。

ただし、この時点で食事などの生活習慣を改善しないと、どんどん悪化してしまいます。

そしてある日、いきなり痛風発作と呼ばれる激痛が起こります。激痛が起こる多くの場所が足の親指です。

発作は関節に炎症が起きている状態なので、患部が赤く腫れあがり、人によっては発熱することもあります。

腎臓病を引き起こすケースも

病気が進んでしまうと、痛風結節という体内に蓄積された尿酸結晶のかたまりが出来てしまうことがあります。コブのようなもので痛みを感じることはあまりありません。

さらにこの頃になると、腎臓にも影響が出て、痛風腎とよばれる腎臓病を発症してしまうこともあります。

結節や痛風腎は痛みなどの症状がほとんどありませんが、関節破壊や人工透析のリスクが高い危険な状態です。

たとえ症状がなくても、高尿酸値という診断を受けた時に、遅くても最初の発作が現れた時に、必ず病院に行くことが必要です。

痛風が起きやすい場所

足

痛風発作で激痛が起きやすいのは「足の親指のつけ根」です。実に7割以上が足の親指のつけ根が赤く腫れて激痛に見舞われています。

痛みで歩くことさえままならなかったという人もいます。他にも「足首」「くるぶし」「手の指のつけ根」「手首」などに症状が現れることもありますが、上半身に症状が現れることは少ないです。

痛風は再発を繰り返す

痛みは3日間ほど続いたあとに徐々に引いて、10日ほどで痛みは完全になくなってしまいます。ただし、これで治ったわけではありません。

放置しておくと、半年から1年ごとに発作が再発して、最初に起こった患部以外の場所にも発作が起こるようになります。

また、発作が起こる間隔も短くなってしまいます。その発作を繰り返しているうちに患部の腫れがひどくなって、患部の関節が変形してしまったり、骨が破壊されてしまうこともあります。

親指だけでなく、足首やひざの関節に影響が出て、歩行困難になってしまうほどの痛みが出ることもあります。

痛風結節が起きやすい場所

痛風結節ができやすいのは「手足の関節」「耳たぶ」「ひじ」「ひざ」「アキレス腱」などです。比較的体温が低い部位だといわれています。

米粒くらいのものからリンゴくらいのものまで、大きさはさまざまです。

痛みはほとんどないものの、放っておくと関節が変形してしまったり脱臼してしまったり、コブが大きくなって皮膚が裂けて、中から白い尿酸の結晶が出てくることもあります。

最近ではここまで放置することは少ないため、結節を発症する人は少ないですが、そのためにも早期から正しい治療を受けることが大切です。

20代も増えている痛風の原因

干物

痛風は高カロリーのぜいたくな食事を取っている人たちが発症することが多かったため、以前はぜいたく病や金持ち病などと呼ばれていました。

実際に、痛風は中高年でお酒が好きな人の病気と思っている人も多いのではないでしょうか?

でも食生活の欧米化が進んだ今では、子供の頃から高カロリーの食事を摂っている状態になっています。そのため、20代など若い世代でも発症する人が増えてきているのです。

レバーを食べ過ぎている

原因のひとつは、尿酸を作り出すプリン体がたくさん含まれている食品を多く摂っていることです。

プリン体の多い食品のひとつは「レバー」です。「鶏」「豚」「牛」はもちろん、アンコウの肝や白子(雲子)などにも多く含まれています。「エビ」や「カニミソ」なども注意です。

レバー以外でも、肉や魚介類にはプリン体が含まれています。

乾物製品を食べ過ぎている

また「干しシイタケ」「にぼし」「かつお節」などの乾物製品にも非常に多く含まれています。

これらの乾物製品はダシとして使われることが多いので、ラーメンのスープなどで知らないうちに摂取していることもあるでしょう。

肥満・運動不足・ストレス

発症の原因には、肥満、運動不足、ストレスなども関わっているといわれています。

欧米化された食生活や便利な生活に加えてストレスが多い現代において、若い世代でも痛風のリスクがより高くなってしまっているのです。

ツラい痛風の予防法

禁酒

激痛でツラい痛風を予防するには、プリン体を多く含む食品を控えて、尿酸の排出を促す食品を摂ることが大切です。

アルコールを控える

プリン体を多く含む食品がレバーや乾物製品であることをご紹介しましたが、それ以外にアルコールも注意が必要です。

プリン体が多いアルコールといえば「ビール」が浮かぶ方も多いと思います。確かに他のアルコールよりもビールはプリン体が多いのですが、アルコール自体が痛風によくないのです。

アルコールは肝臓で分解されるときに尿酸を作ってしまうとともに、尿酸を尿として排出するのを邪魔してしまいます。

濃度の高い尿酸が排出されずに、体内に溜まるということになってしまうのです。全く飲まないようにするのではなく、痛風の予防には過度な飲酒は控えて適量を守るようにしましょう。

食物繊維やカリウムを含む食品を食べる

尿酸の排出を促す食品には、食物繊維やカリウムを含んでいる「海藻」「野菜」「根菜」「キノコ」「こんにゃく」などがあります。これらを積極的に摂るようにしましょう。

水分を摂って尿量を増やし、尿酸の排出を増やすのも良いですよ。

適度に運動をする

食生活の改善とともに、適度な有酸素運動も大切です。

エレベーターやエスカレーターを使うのをやめて階段を使うのも良いですし、、ラジオ体操などで軽く体を動かすようにしましょう。また、ストレッチをするだけでも違います。

適度な運動は肥満防止になるため、高尿酸値以外の生活習慣病の予防にもつながるのでおすすめです。

まとめ

痛くてツラい痛風を発症しないための予防は、食生活を含む生活習慣を改善することです。

もちろん肉や魚などのタンパク質は身体を作る上で必要ですが、肉にかたよることなく野菜や海藻など栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

また、普段からなるべく身体を動かすこと、そしてこまめにストレスを解消することで、痛風を発症するリスクが低くなります。

尿酸もストレスも体内から減らして、病気のない健康な身体を手に入れましょう。

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