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つらい緊張型頭痛、その原因と緩和法とは

 2016/03/07 健康   239 Views
つらい緊張型頭痛、その原因と緩和法とは

女性は頭痛に悩まされることが多いですが、後頭部を中心に頭を締め付けられるような痛みがあれば、緊張型頭痛と考えられます。

日常生活に影響が出るほどの痛みではありませんが、頭痛が慢性化して毎日苦しむこともあるので注意したいものです。

そこで緊張型頭痛の原因と緩和法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

緊張型頭痛になる原因

困った

緊張型頭痛が引き起こされる原因は「ストレス」です。ストレスには身体的なタイプと精神的なタイプの2つがあります。

身体的ストレス

身体的ストレスとは、同じ姿勢を続けるなどで血行不良を起こし、酸素や血液が十分に送られないことです。酸素や血液の不足で体がこわばると、ストレスを溜め込んでしまいます。パソコンやスマートフォンの操作がきっかけになりやすく、首や肩が凝っている人に多いです。

またコンタクトレンズをしている人も緊張型頭痛になることがあります。人間の目は水晶体が薄くなったり厚くなったりすることで、焦点を合わせることができます。この水晶体の厚さを調整するのは、毛様体筋です。

コンタクトレンズは水晶体と同じように焦点を合わせることが目的ですが、度の合わないレンズを使用すると、毛様体筋の負担が増えます。毛様体筋がコンタクトレンズの不備をカバーしようと激しく動いて疲労することで、首や肩の筋肉まで力が入ってしまい緊張型頭痛へと進行します。

精神的ストレス

精神的ストレスは、上手くいかない人間関係や不満、怒りなど心の状態が筋肉を緊張させることです。ストレスのない生活を送ることは難しいので、緊張型頭痛の症状が出た時に悪化させないような緩和法を実践すると良いです。

緊張型頭痛の緩和法

リラックス

それでは、緊張型頭痛の緩和法についてご紹介します。

姿勢を良くする

緩和法として有効なのは姿勢を良くすることです。身体的ストレスのきっかけを作らないように、筋肉に負担のかからない正しい姿勢をキープします。

緊張型頭痛は眼精疲労や筋肉疲労と関係が深いので、仕事や家事の合間に適度な休憩を入れるようにします。デスクワークが多い人は、一定時間ごとに姿勢を変えたり体を動かしたりします。

高すぎたり低すぎたりする枕は、首や肩のコリを悪化させるので、自分に合った高さの枕で就寝します。

血行を良くする

ストレスによって硬くなった筋肉を和らげるには、血行を良くすることが重要です。マッサージや指圧、お風呂で温めることが効果的です。肩こりには外用消炎鎮痛薬を使っても良いです。

体をリラックスさせる

精神的なストレスを感じやすい人は、リラックスできる時間を設けましょう。考えすぎたりクヨクヨ悩んだりすると、それが頭痛となって現れます。

仕事中であっても精神状態に異変を感じたら、一休みして気持ちを落ち着かせます。気の合う友人や家族と過ごしたり、悩みを忘れるほど熱中できる趣味を持つと良いです。適度な量であれば、アルコールは血行を良くしたりストレスを発散させたりすることができます。

痛みの前兆を見逃さない

緊張型頭痛では、痛みを感じること自体がストレスとなって、症状が悪化することもあります。痛みの悪循環を防ぐには、これらの緩和法と合わせて、痛みの前兆を見逃さないことがポイント。痛みを感じる前に対処できれば、緊張型頭痛と上手く付き合うことができます。

前兆としてはふわふわした感じがすることがあります。これは首や肩と支えている筋肉が収縮することで、頭の正確な位置の情報が脳に伝わらないためです。もしめまいやふらつきなどの症状が出たら、横になって安静にして少し楽になったらコリをほぐすようにマッサージしましょう。

緊張型頭痛は物事を真面目に考える性格の人がなりやすいので、仕事や家事を放置できない場合があります。しかし本格的に痛くなれば作業効率も落ちるので、周囲の理解を得られるように事前に相談しておくと良いです。

血管を収縮させるものを避ける

前兆が起こった時の注意点に、コーヒーがあります。緊張型頭痛が血管の収縮が原因なので、カフェインを多く含むコーヒーを飲むと症状が悪化します。コーヒー以外にも紅茶や烏龍茶にも含まれているので、飲み物には水を選びます。

タバコに含まれるニコチンも血管を収縮させるので、日頃から頭痛のある人は思い切って禁煙に挑戦しましょう。

緊張型頭痛に似た病気に注意

注意

緊張型頭痛は命に危険はありませんが、緊張型頭痛だと思っていたものが他の重大な病気であることもあります。

例えば同じき後頭部に痛みを感じるものにくも膜下出血があります。脳動脈瘤が破裂することで血管が損傷を受け、脳を覆っているくも膜と軟膜の間に血液が流出します。

緊張型頭痛と比べて痛みが強く、バットで殴られたり雷が落ちたりといった表現が使われます。出血がひどい時は激しい頭痛や痙攣、嘔吐などの症状が出て、昏睡状態から死に至る可能性のある病気です。頭痛よりもひどい肩こりがあるケースがあります。

また脳出血でも場所によっては後頭部が痛みます。脳出血では脳の動脈が敗れて脳内で出血し、内側から圧迫するので痛みを引き起こします。頭痛が徐々にひどくなったり、麻痺やしびれを伴ったりします。これらのように、いつもと違う頭痛の場合はたとえ後頭部だけの痛みでも、緊張型頭痛でない可能性があるので、脳神経外科など医師に相談しましょう

ただの緊張型頭痛でも、痛みが長く続いたり頭痛がストレスになったりしている場合は、病院に行くのが良いです。

緊張型頭痛の痛みを抑える薬

薬

最後に、緊張型頭痛の痛みを抑える薬についてご紹介します。

アセトアミノフェン・ロキソニン・カロナール

痛みを抑える薬には、アセトアミノフェンやロキソニン、カロナールなどがあります。シクロオキシゲナーゼの活性を阻害し、痛みを発生させる物質のプロスタグランジンの生成を抑制します。副作用がほとんどないのが特徴ですが、効果が弱い面を持っています。

デパス・セルシン

精神的なストレスが大きな原因になっている人には、デパスやセルシンなどの抗不安剤が処方されます。脳内のベンゾジアゼピン系受容体と結合して、GAVA神経系の作用を増強するので、不安を感じにくくなり寝つきも良くなります。作用時間はデパスがおよそ6時間、セルシンが50時間で、短期作用型のデパスの方がセルシンの3~5倍の効果があります。

筋弛緩剤

肩こりがひどい場合は、筋弛緩剤が有効です。反射性の筋肉を硬くさせている神経を鎮め、血流を改善します。

三環系抗うつ剤

なかなか治らない緊張型頭痛には、三環系抗うつ剤を使います。脳内伝達物質のノルアドレナリンやセロトニンが再取り込みされるのを阻害することで、これらの量を増やします。

トリプタノール

トリプタノールで慢性的な頭痛が治る可能性がありますが、古い薬で口の渇きや食欲不振、眠気といった副作用が強く出るのが注意点です。

薬を服用する際の注意点

これらの薬は病院だけでなく、ドラッグストアでも入手することができますが、注意点があります。

それは1ヶ月に10日以上服用しないということです。緊張型頭痛など頭痛持ちの人が陥りやすい間違いに、市販の頭痛薬の飲みすぎがあります。朝起きた時から頭痛があり、服用しても以前のように効かなくなった人は、服用のしすぎで頭痛を引き起こしている可能性があります。

ひどい頭痛を経験すると、予防のために症状が出ていない段階で服用する人がいます。確かに痛みを感じることはありませんが、脳が痛みに敏感になり効果も実感しにくいという悪循環に陥ります。

そのような人は、まず服用を2ヶ月間中止します。服用をストップするとその反動で強い頭痛や吐き気が起こることもあります。最初の1~2週間はこれらの症状に悩まされますが、緊張型頭痛を根本的に治すために重要なことです。

服用しすぎによる緊張型頭痛の予防の基本は、1ヶ月で服用する日を10日に抑えることです。また主成分がいくつか配合されているものや、無水カフェインあるいはカフェイン水和物を含むものは避けます。

まとめ

緊張型頭痛に悩んでいる方は少なくな、少しでも症状を緩和したいと思っていることでしょう。

今回ご紹介した内容を見ていただくと分かるように、緊張型頭痛はちょっとしたことでなりやすく、また緩和させることができます。

ですので、ご紹介した内容を参考にしていただいて、症状を緩和していただけたらと思います。

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